マンション一棟まるごとダウン(狭山市富士見)

赤いアラームが消えない通信機器

最近起きたある通信トラブルの真相と、誠実な対応についてお話ししたいと思います。
弊社はパソコンのサポートをしていますが、今回の出来事は通信トラブルと落雷に関するものでした。

きっかけとなった照明器具

以前よりお世話になっている工務店の社長から、
早朝に緊急の連絡がありました、内容は、マンション一棟まるごと、
インターネットや電話が使えなくなったというものでした。
これは大変な事態だと思い、すぐに狭山市にある現場に向かいました。

現場では、工務店がLED照明器具の置き換え工事を行っており、
その際に電源を落とし、
再度電源を入れたところ、マンション内の通信が使えなくなったという状況でした。
インターネットや電話に関わる機器を確認したところアラームが出て消えない状況でした。
通常、電源の入れ直しで問題が解決することがほとんどですが、
この場合は違っていました。
なぜなら、原因はこの通信機器の故障で、しかもNTTの所有物であったため、
私たちの手で修理できるものではなかったのです。

赤いアラームが消えない通信機器
通信できない宅内機器

NTTからの修理対応を待つことになりましたが、
最近の台風や大雨の影響であちこちで工事が集中し、
NTT工事の方々も多忙のため、
弊社からの依頼だと約2週間待つ状況となりました。
しかし、お住まいの方が既にNTTに連絡をされていたおかげで、
ご利用者様のご依頼ということで対応が早まり、
翌々日には修理が行われることが決まりました。
とりあえず、復旧へ向けての手配はできましたので、
弊社の出番はここで終了となりました。

後日、NTT工事に同行した工務店の社長が原因を尋ねたところ、「落雷でしょう」との返答でした。
実は、この通信トラブルが発生した頃、この地域では電力の瞬断があったことを私自身も覚えています。
その日は、出かける前に消したはずの電灯がついている?
当初は電灯の消し忘れかと思っていましたが、
お風呂のコントローラに表示されている時計が0:00で点滅しているので瞬断があった事に気づきました。
結局、その落雷が原因で、マンションの通信機器が壊れていたのです。

実際には自ら壊した訳では無いのに、各戸を廻り状況を聞き、専門家に相談し、最善の方策を考え、
なんとか問題解決をしようと努力する工務店の社長の誠実な対応に感銘を受けました。
彼は誤った責任を感じたかもしれませんが、その後の対応で信頼を取り戻したと思います。
この記事がさらなる社長の名誉回復につながることを期待します。

通信トラブルや突発的な問題は誰にでも起こる事です。
今回は早急な対応と関係者各位のご協力で短時間で解決しました。
何か起こった時には、早めのご相談をおすすめします。

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